幼少の子どもを持つ家族にとって、「住まい」は大きなテーマです。
賃貸住宅に住む30代の夫婦が住宅の購入を検討しているとします。
今後10年以上教育費がかかる家計状況ではどのような点に注意すべきでしょうか?
「金利水準が低いいま、住宅購入に当たっては諸経費分を含めたフルローンを提示する金融機関も多いです。だからこそ安易に考えず、手堅い生活資金設計が必要です。就労形態が多様化する中で、収入のブレが生じるご家庭も多い中で、住宅ローンの比率が高い方こそフラット35などの固定金利の商品を勧めます。」
人生設計で何にどれだけのお金を掛けるのかによって持ち家の選択肢も変わってきます。
教育資金は、住宅ローンの返済とは別口座で貯めていくことが前提です。
特に大学進学のための資金は、決まった時期に決まった目的に使うため、過度なリスクをとる運用は避けるべきです。
ただ、学資保険や子ども保険では収益が期待できない現状で、10年以上の運用期間があれば月々1~2万円をつみたてNISAを通じて、投資信託で積み立ててみても良いと思います。
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